記事公開日:2025/09/30
ちがさき・もあな保育園編
卒園式・ありがとうの会
まだ少しひんやりとした木漏れ日に包まれた3月の酒造の裏山の森。今日はここで卒園式が行われます。もあなの卒園式は全てが手作り。そして主役はもちろん園児たちです。
服装だって、いつも通り!それは、かつて卒園児が、正装するご両親や自分の姿に緊張してしまっていつもの調子が出ないことがあったから。今まで過ごした大好きなもあなでの日々の最後に、緊張なんて似合わない!持ち物は”笑顔”。卒園をお祝いし、みんながみんなに感謝する気持ちが集まった”ありがとうの会”、が始まります。
先生が布に描いた素敵な木の絵が森の入口にかかり、そこを通って入場してくる卒園児。会場までの小道には歩んできたこれまでの記録写真が飾られています。その姿を羨望の眼差しで待つ在園児。泥んこも、お昼寝も、お散歩もたくさん一緒にしたお兄さんお姉さんが今日はより一層キラキラと輝いて見えます。関山園長は、「ここでたくさん遊んできた君達なら大丈夫、安心して小学校でも思いっきり遊んで下さい。そしてお父さんお母さん、是非暇な時間をたくさん与えてあげてください、その暇な時間に子供は考え、新しいアイデアが浮かんだり、何かやりたい事を見つけて行くのです」と言葉を紡ぎます。その後続いた大好きな先生からのお手紙に、大人は涙し子供ははにかみながらも真剣に聞き入ります。そして、在園児からの手作りのプレゼントや卒園児全員のお父さんお母さんからの温かい言葉に森の中は愛に包まれていきました。
今年も熊澤酒造の森の中のもあな保育園で、子供達はこれから羽ばたく羽根をしっかりと育て始めたようです。温かく見守ってくれた先生や親御さんに感謝し、その胸が熱くなるような卒園式の様子をお伝えできたことを誇りに思います。みんな、おめでとう!そして、ありがとう。
- 在園児から卒園児へのプレゼント
- 全員で大好きな歌を合唱
- 先生や保護者からの音楽のプレゼント