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古道具のある暮らし

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トラットリアのインテリアと古道具

 トラットリアの店内には通済の自邸にあったものや、通済自身の手による絵画などが新たな役目を与えられ使われています。知ればなるほど!!な、その一部をご紹介します。

 

テーブルのヒミツ

 

通済自邸の畳を剥がすと現れた味わいある床板。鉄で枠を作りそこに載せてテーブルに。一枚一枚手斧(ちょうな)で削られた趣ある風合いにご注目。

 

1階個室のテーブルは、10センチほどもの厚さがある一枚板!これは搾ったお酒を溜める槽(フネ)の重し板をテーブルに加工したものです。この重量を支えるには相当な強度が必要で、自邸の台所にあった大きなスチール製作業台の鉄の脚を使用。

 

インテリアのヒミツ

 

趣味人だった通済の自作の絵画や額が自邸には沢山残っていましたが、どれも痛みがひどく、何とか救ってインテリアに仕立てた品々が店内に飾られています!

 

1階ピザ窯横の絵画は、実は襖絵!縁起の良い富士山が描かれていたため、それを2枚合わせて1枚の絵画に。

2階への階段踊り場の縦長の絵画。これも通済自作。一本立の杉を描いたもの。右下には“ムンク君へ”のサインが。これは、ムンク家の方が鎌倉近代美術館で開催したムンク展(1970年)のため来日した際に家に招き即興で描いたものだとされています。

 

2階 『ときは山文庫』の額 通済の蒐集した文化財を含む膨大な美術品を収蔵した建物には、直筆のこの看板が掲げられていました。

 

入口周辺のヒミツ

 

実は、店内入口にも通済ゆかりの品々が使われています。

 

ウェイティングベンチ  店内入口左手のベンチは、通済邸でも玄関に置かれていました。

 

ローテーブル 入口のアーティチョークの照明の下には、四季の花やお薦めのお酒などを置くローテーブルが。これも、自邸でベンチとセットで置かれていたものです。

 

扁額 『無心』 受付カウンター背後にかかっている通済の文字の扁額。スタッフ全員がお客様に純粋な心でいつも向き合えるように、入口に掲げられています。

 

インテリアのヒミツ(欄間・板戸・看板)

 

入口左手の空間に柔らかく光を通しているのは、自邸で使われていた欄間。その他、ドリンクカウンター上部にも欄間を使用しています。

 

ピザ窯からドリンクカウンターの下部の目隠しは、よく見ると板戸を横にしたものが連なっています。

 

1階右手の大空間の壁には、換気扇の目隠しに、菅原ゴム樹の記載がある看板を利用。

こうして、通済の息吹を感じられる数々の品や数百年の時を経て新たな用途で蘇ったもの達がこの店を彩っています。その重ねられた月日の重みと、私達が作る新しいエネルギーが交差して、唯一無二な空間を創り出しています。

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