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KENJI KOBAYASHI EXHIBITION + GINGATSUSHINSYA NEW ITEMS in okeba gallery が始まります

小林健二DM

絵画、彫刻、オブジェ、映像、写真、音楽、詩など、さまざまな方法で表現をされている美術家の小林健二さん。

 

 

 

そして、「ぼくらの鉱石ラジオ」という書籍の発行時に実際にラジオを製作したいと思った際に部品の入手が困難な方のためのキットを紹介するために立ち上げられた「銀河通信社」。

 


 

今回の展示は、小林さんの作品と銀河通信社のキットや新作に触れていただく機会となります。

小林健二さんは、子供の頃から天文や科学、創作すること、そして神秘的なものへの好奇心と興味は深く、模型工作に熱中する日々を送ってこられました。

お話ししていると、そんな小さな頃の感性をそのままに持たれているようなお人柄を感じます。「透明なものが好き」と仰る小林さんの感性が生み出す「天然世界」と科学の不思議さを融合させた唯一無二の作品は、長年多くの人の心を掴んで止みません。

 

 

今回の展示では、そんな小林さんの絵画から、立体、結晶作品など、50点以上をご用意いただきました。

また、昨年からokebaでもお取り扱いをさせていただいている、銀河通信社の「結晶キット」や新作の「秘密のお守り」や「雫水晶」、「Chalcanthite(カルカンサイト)」、「Martianice」も展示販売していただきます。

 

 

Okebaでも人気の「結晶キット」は、小林さんが永年の研究と実験によって編み出したノウハウをもとに、人工結晶を常温で水成培養できるようにしたもの。育成に必要な結晶種や薬品、容器などが一式セットになっているので、誰もが気軽に人工結晶の育成に挑戦できます。

 

 

こうした品が生まれた背景には、ご自身の科学への興味・探求心をルーツに、そのプロセスから生まれる感性や感動をより多くの人へ感じて何かへ繋げてほしいというお気持ちがあります。

そしてそれは、小林さんの表現活動として、神秘的な世界・未来・人々の心の奥などの扉へ繋がって形となっています。

そんな魂そのものといえる作品と、その源水に触れ体感のできる銀河通信社のアイテム。

Okebaの空間でぜひ味わっていただけたらと思います。

 

 

聞こえない声

 ぼくたちはいったいどうしてしまったのだろう

何か大切な ものを失いはじめていると 気付いていながらも

それらを 見送っているようだ

 風景の中に悲しみが広がる

怪物たち が聞こえない声で叫んでいる

だのに彼らはいつだってぼく らを許しつづけている

ー小林健二プロフィールー

1957年東京都港区に生まれる。絵画、立体、写真、映像、音楽などジャンルにとらわれない表現活動を続ける。子供の頃から天文や科学、創作すること、そして神秘なものへの好奇心と興味は深く、模型工作に熱中する日々を送ってきた。作品発表するようになって以来、その結晶のように現出した表現世界は、神秘的なテーマや、太古の夢、そして人類の未来へと時間軸を自在に往来し、目に見えない世界や心の奥に潜む風景への郷愁がまるで蘇るようだ。’90年代より少年工作や科学模型などの製作、研究を通じて人と天然現象との交通を試みる活動も行っている。その著書や科学キットは「銀河通信」として紹介されている。

主な著書に作品集「AION(用美社)」「僕らの鉱石ラジオ(筑摩書房)」「みづいろ」「 PROXIMA(銀河通信社)」などがある。

 

ー結晶作品ー

小林健二は子供の頃から科学に興味を持ち、画家としての道を選んだ今日においてもその興味は尽きません。とりわけ鉱物は好きで、

鉱物の生成過程を研究する中から生まれた結晶育成、その熱中した日々より生まれたのが「結晶作品」です。

ー銀河通信社の由来 ー

鉱石ラジオは電池などの電源を必要とせず、鉱石を通して電波を受信する不思議なラジオです。

「ぼくらの鉱石ラジオ(筑摩書房)」の著者である小林健二は、本の発行時期に合わせて銀河通信社を立ち上げました。それは本を読まれ実際にラジオ製作したいと思った時に、部品の入手が困難な方のためにキットを紹介したのがきっかけです。

やがて、工作する楽しさを少しでも提供できればとの思いから、好きな結晶鉱物の探究心から生まれた[結晶育成キット]などへと発展していきます。

小林健二は従来より道具や材料の研究を進めてきましたが、最近では[絵画材料編]として画材にまつわるキットなども試作しております。

*鉱石ラジオキットはパーツの入手が近年難しくなってきており、一部将来的には廃盤になるものもあります。

ー銀河通信社新作ー

◆「秘密お守り」

天然(鉱物)に触れていると気持ちが落ち着くような経験はありませんか?

そのような品を封印しております。

◆「雫水晶」

昔の本の中に、水晶はかつて水精と呼ばれ、深山渓谷の霧や露が氷った後、化石になっという伝説があります。

*小林健二著「地球に咲くものたち」より

鉱物好きで知られる小林健二。とりわけ透質な結晶に心惹かれて、この不思議な形をした水晶は「雫水晶」名づけて小箱にセットし大切に保管しております。

◆「Chalcanthite(カルカンサイト)」

この深い青色はこの物質が持つ色彩で結晶化すると、このように美しい結晶系になるのです。

◆「Martianice」

小林健二が名づけた結晶名で「木星の石」という意味だそうです。

試作の中から美しい結晶を選んでおります

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KENJI KOBAYASHI EXHIBITION + GINGATSUSHINSYA NEW ITEMS  

in okeba gallery

2022年4月2日(土) – 4月18日(月)

※会期中無休

11:00-17:00

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staff:佐々木

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