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酒米プロジェクト

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稲刈り その後・・・

– さて、その後の田んぼ事情のお話です。-

長年使われていなかった耕作放棄地を借りる事で、今年は自社田んぼが10反(1町歩)まで広がりました!しかし耕作放棄地を再び田んぼに戻すのは一筋縄ではありません。田んぼにはびこる草の根は塊となって土に絡まり、岩のように重くなって取り除くのに四苦八苦。耕運中にトラクターごと沼にはまってどうやっても脱出不可能となり、最後は土建屋さんの重機で救出されたなんてハプニングも2人は楽しげに語ります。日々田んぼの洗礼を受けながら、立ちはだかる壁をひとつひとつ地道に平らにしてゆくのです。コロナウィルスによる生活の変化や地球温暖化問題が深刻な今、もしも次世代が農業中心の暮らしを選ぶならば、耕作放棄地を減らすことはきっと未来へ繋ぐ架け橋にもなると、でっかい理想を掲げながら。

また嬉しいことに、この1年で私達の酒米プロジェクトに賛同して下さる農家さんが昨年の3倍に増えました。地元産酒米作りのための農業ネットワークは着実に広がっています。土地が広がると今度は水の違い、地形の具合による変化がどうお酒に関わってくるのかその感覚を共有できる信頼する協力農家さんたちとのやりとりが大切になってゆきます。

新たな課題をクリアしながら、熊通酒造農業部の奮闘は続きます!

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