モキチトラットリアのおもてなし
湘南ビールの開業とともにオープンしたモキチトラットリアは今年で25周年を迎えます。当初は「湘南麦酒蔵」というビアパブでしたが、今では蔵元ならではの食材や調理法でお料理を提供するイタリアンレストランとして多くのお客様にご愛顧を頂いています。
さて開業以来の人気メニューはほろほろに柔らかく煮込んだ豚肉が好評の「豚の湘南ビール煮込み」ですが、ここ数年リピーターのお客様が増えているのがマリアージュコース。これはコースのひと皿ひと皿に、酒好きなスタッフが厳選した旬の日本酒やビールを合わせてご提供するコースです(平日夜限定)。熊澤酒造では日本酒もビールもそれ単体で楽しむものではなく、どんなスタイルのものでも料理と共に楽しむ食中酒であることを心がけているので、旬を楽しむ料理と地域の食文化に寄り添う醸造のマッチングをお楽しみ頂き、蔵元の真髄を感じてみてください。
また最近では中庭のモキチグリーンマーケットの地元農家の無農薬野菜の美味しさに感動したスタッフ達が畑にお手伝いに通い、レストランでも多くのお客様にその滋味深い味わいをご堪能頂けるのが大きな喜びとなっています。これからもモキチトラットリアは蔵元ならではの食文化を発信し続けるレストランでありたいと願っています。
醗酵パスタ(ロザマリーナ)
モキチトラットリアの夏の風物詩といえば、これ!生シラスと、ビールの原料のホップと塩を醗酵・熟成させたロザマリーナを使った冷製パスタです。パスタは自社製生パスタを使用。熊澤ならではの原材料と醗酵の技術を使ったとっておきのレシピで作ります。あー、夏がやって来た!と感じていただける記憶に残るこの一皿、是非一度ご賞味アレ。
練粕チョコアイス
デザートにオススメしたいのが、こちら!見た目にも美味しい練粕チョコアイスです。酒粕を粕小屋で長期熟成させると、芳醇な香りと味噌のような色合いの練粕になります。その練粕とチョコレートの相性は抜群で、濃厚なビターチョコを思わせるアイスに仕上がりました。茅ヶ崎のプレンティーズとコラボして誕生した蔵元ならではの逸品で、素敵なデザートタイムを。
『黒大蒜のバーニャカウダ』
材料
鵠沼魚醤 60cc
米麹 60g
黒にんにく 2個
ピュアオリーブオイル 100cc
むきにんにく 10g
日本酒(千峰天青) 100cc
作り方
1.魚醤と米麹を合わせ1週間寝かす。(毎日手で混ぜて空気を入れてあげる)
2.皮をとったむきにんにくとピュアオリーブオイルを弱火にかけ10分火を入れる。
3.鍋に日本酒を入れ沸かす。そして鍋ごと冷ます。
4.黒にんにくの皮を剥いて全ての食材を合わせてミキサーでまわして出来上がり。
モキチ トラットリア 料理長 榎田 光(えのきだ ひかる)
熱いハートとチャレンジ精神溢れる姿勢から次々と斬新でファンタスティックな料理を生み出してきた。しかし、同じく次から次へと生み出される下ネタがタマニキズ。強面で恐れられているが、実は社内一のロマンチスト。
趣味はそば打ちと奥さんを笑顔にすることらしい。