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モキチヴルスト特集

ビールのお供にピッタリのモキチヴルスト商品。オクトーバーフェスト(今年度は中止)でも、豪快にグリルされたソーセージとベーコンの盛り合わせは大人気の一品です。これらのヴルストの商品は3人の職人達によって、敷地内の工房で厳選豚を使って作られています。でも、自社製造が始まったのはここ10年ほど。それにはこんなストーリーがあったのです。

2009年当時、茅ヶ崎には2軒の養豚業者が残っていました。そこでは、自然の中で豚にストレスのない腹飼い(同じ家族単位で飼われること)が行われ、幸せな環境で育ったその肉質はとても上質なものでした。しかし養豚家さんの高齢化と安価な輸入肉の流入で、廃業の危機にあったのです。そこで、地元の大切な食文化を残すのは自分たちの使命だと立ち上がった熊澤酒造。ならば職人の下でソーセージやハム、ベーコンなどの食肉加工の技術を学び、自社に工房を作って地元の養豚家さんから食肉を直接購入すれば危機を救えるのでは、そして私たちも出所のはっきりした上質な肉を使えて、良好な関係が築けるだろうと始まったのがモキチヴルストなのです。今では敷地内の工房で常時5〜6種類のソーセージに加え生姜や黒米など旬の食材を使った新製品開発にも余念がありません。これらのソーセージやベーコンを使ったメニューは、豪快なグリルやホットサンドなどでレストランやカフェでもご提供しています。またベーカリーでは販売もしていますので、ご自宅やお土産でもモキチヴルストの味をお楽しみください!

さてヴルスト発足から数年後、茅ヶ崎の養豚業は後継者不足の中、安価な輸入肉の流入には勝てず残念ながら消えてしまいました。私たちにとっても無力さを感じる苦い思い出となりました。けれど未来に残すべき食文化や技術は私たちがしっかりと受け継いでいくというスピリットは胸に刻まれ、その後始まった、地元に水田を残す酒米作りプロジェクトへと繋がっているのです。

mokichi cafeでは、ヴルストのソーセージやベーコンを使ったメニューをお楽しみいただけます。

 

 

ビールのあてに最高!!モキチヴルストのオススメ商品

 

湘南ビールのお供に、家族でのお食事に、美味しい笑顔の花を咲かせたい!3人の若き職人達が製造するモキチヴルスト人気の商品をご紹介します!

ベーコン(左)

厚切りにしてジュジュッと焼いてそのまま熱々をどうぞ。今日はどのビールに合わせよう、と思わずニヤニヤしてしまう逸品です。パスタやポトフ、アヒージョなどに使えば旨味が滲み出しワンランク上のお料理に。

ソーセージ(右)

ヴルスト人気No1のソーセージ。フライパンで弱火で3〜4分ボイルして、湯切りしたら香ばしくグリルするのがオススメです。プレーン、チョリソー、トマト、塩麹、など定番に加え季節限定商品もお楽しみに!

 

ポークジャーキー(左)

厳選豚肉を使った珍しいポークジャーキーです。言うまでもなくビールのあてにこれ以上のバディはありません、是非一度お試しあれ。

スモークチキン(右)

骨付き鶏もも肉をスモークした、つまみにもお食事にもなる人気商品です。湯煎で温めても、サラダなどのトッピングにも!

 

 

 

ヴルストスタッフのプロフィール

左:穂坂博聡(ほさかひろとし) 
1986年小田原生まれ。2011年入社。モキチヴルスト部門のベテラン職人。最近一児の父になり、責任感がいっそう増している。ついに寝坊癖克服なるか。
中央:宮村優紀江(みやむらゆきえ) 
1987年神奈川生まれ。2015年入社。乾物系の仕込み担当だが、事務能力の高さからチームのスケジュールや在庫管理、仕入、受発注等を取り仕切るしっかり者。
右:飯田アラン空大(いいだアランくうだい) 
2000年箱根生まれ。2019年入社。特殊な機械を使いこなしソーセージ全般の仕込みを担当する。高名な彫刻家を祖父に持つという未知の可能性を秘めている。

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