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庭のこと

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大人の遠足

 

春の酒蔵フェストや秋のオクトーバーフェストが賑やかなハレの中庭だとするならば、なんでもない日の中庭はのんびりと自由です。そして、そんな中庭が大好きです。

入口から続く緑のアーチを抜けると現れる中庭。レストランでのお食事でもなく、イベントでもない日のそこには気づきがたくさん。季節の花がひっそりと咲いていたり、紅葉を始めた木々に出会えたり。どこからか(蔵からなんですけど)お酒の香りがしてきたり、ビールのモルトの甘い香りがしてきたり。ここでコツコツと日々モノ作りが行われていることを肌で感じることができます。

そんな景色を五感で感じたら、さあお庭散策を始めましょう。

湘南地域の作家さんの作品や世界の古物、絵本が並ぶのは、元は酒造りの桶を作っていたオケバギャラリー&ショップ。

煙突が目印となる酒蔵の一番山側は発酵エリア。アメリカフジの藤棚の横にはウィスキーの木樽が年々積み上がっていきます。そのさらに奥には防空壕と酒粕工房。ここで、お酒をひっそりと寝かせ、酒粕商品を仕込んでいます。健脚自慢なら、ぜひそのまま池の飛び石を渡って裏山を上がり、吹き抜ける風を感じながら森林浴を。

戻ったらそろそろ腹ごしらえでしょうか。新鮮な有機地場野菜が並ぶモキチグリーンマーケットや、蔵を改装したパン屋さんで買い物をしたり、併設のカフェを覗くのはいかがでしょう。自慢のお茶やスイーツにサンドイッチ、もちろんビールや日本酒もあります。
庭を見渡せるカフェの席でゆっくりと過ごしても、もう一度外に出てメタセコイアの木の下で特別な自分時間を過ごしても。

今日の”コージー”を見つけにどうぞぷらりと、何でもない日の熊澤酒造のお庭においてください。きっとそこには、自分へのご褒美時間が待っています。

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