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日本酒のお話

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蔵人チャレンジ2024のお酒ができました!

 
 社内コンペを勝ち抜いた若い蔵人にタンク一仕込み分を責任醸造させる蔵人チャレンジ。静かに燃える彼らの熱い挑戦。今年はこれに決定です。
 
 今年選ばれたのは昨年も同じお酒でエントリーし、今年こそとの意気込みを買われて選出された『ほっぷしゅ』。昨年の提案を見直し、ブラッシュアップして挑んだ蔵人坂口雅和による渾身のお酒です。コンセプトは日本酒とビールのクロスオーバー。異文化が混じり合った酒は、今までにない新たな世界を見せてくれる意義のある酒になるだろうと、両方を造っている酒蔵の蔵人ならではの感覚で生み出したクラフトサケです。
 近年、造り酒屋ではない若い醸造家が醸す創意工夫を凝らした新たな酒、クラフトサケが注目されています。そんな中、熊澤酒造のほっぷしゅはその名の通りビール造りに必要なホップを仕込み水に使ったホップ水仕込み。酵母はリンゴ酸を多く生成するNo・77酵母を使用しています。
 
 一口含むと、米だけでは出せないホップ由来のほのかな苦味と果実感のある香り、リンゴ酸特有の爽やかな酸味が広がります。そのまま飲み進めても楽しめますが、爽やかな飲み口で食事の邪魔をしませんので、是非和食だけでなく洋食にも合わせていただきたい食中酒です。
 坂口は「食事シーンにおいてビールの飲みたいタイミングと日本酒の飲みたいタイミングのちょうど間を取り持てるような味わい、低アルコールでさっぱりとした酸味が感じられる味わいに設計しました」と意気込みます。天青、モキチどちらのレストランでも是非お楽しみください!また低アルコールですので、日本酒ビギナーにもお試しいただきたいお酒です。
 例年通り、4月の酒蔵フェストにてお披露目開始となります。頑固なまでに自分の造りたい酒にこだわり続けた若い蔵人の挑戦、どうぞご期待ください!

蔵人 坂口雅和 さかぐちまさかず

平成9年横浜生まれ。
日本大学生物資源科学部出身。コロナ明けの令和4年に入社し、現在3年目。蔵では原料処理、製麹を経て現在酒母を担当している。昼飯のまかないを食べるために出社しているほどまかないが好き。最近はまかないの出ない日に休みを取るようにしている。

ほっぷしゅ

2025年4月12日発売!

720ml 2,200円(税込)

天青純米吟醸酒 米違いシリーズ「酒未来」

山形県産「酒未来」は艷やかで上品な甘みを感じる品種で、それを協会14号酵母で醗酵させることにより、エレガントで力強い味わいに仕上げました。火入れ原酒。精米歩合60%
720ml 2,090円(税込)
1800ml 3,850円(税込)

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