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ウイスキー樽熟成倉庫誕生!

酒造のシンボルの煙突が立っている場所にご注目ください!ここに新たにウィスキー熟成倉庫が誕生しました。ここは、創業当時は原料を処理(米を洗ったり、浸漬、蒸しなどの工程)していたスペースで、今も残る井戸や煙突がその名残りです。第二次大戦の頃になると米を蒸すのにボイラーが導入され、煙突は蔵のシンボルへと役目を変えて、その周辺も酒造りの道具の保管場所となっていました。この度その場所が生まれ変わりました。

改修前の道具置場

完成したウイスキー樽熟成倉庫

クラフトジン白天狗(2021年2月発売)を造るための蒸留器を導入したのが2018年。同時に挑戦することになったウィスキー造りの蒸留が2020年に始まりました。ジンは蒸留後瓶に入れて熟成させますが、ウィスキーは出来上がったニューポット(蒸留したてのウィスキーの原液)を樽に入れて長時間熟成させます。

最終的には樽が60本並びます(左)工事中の倉庫(右)

この倉庫の中でゆっくりと時間をかけて熟成し豊潤な香りと美しい琥珀色のウィスキーになっていくのです。その樽熟成の様子が眺められる場所です。完成までにはまだまだ時間がかかりますが、是非応援しに来てください!
そして、この煙突周辺には粕小屋と防空壕があります。まさにここは酒造の醍醐味である熟成が体感いただける場所としてまだまだ進化していく予定です。そのご報告が次号でまた新たにできるよう準備を進めているところです。

現在はこの1年半でできた10本の樽が並んでいます

人もお酒も、若さだけでは出せない味わいがあります。それがまさに”熟成”のなせる技。どんな味わいになっていくかは、日々の心がけと愛情次第。これからもどうぞ熊澤の熟成をじっくりと味わってみてください。

 

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