02 熊澤オリジナルエコバック
昨年からのビニール袋の有料化で、エコバッグを持って外出するのがすっかり日常になりました。でもちょっと待てよ、エコのためにエコバッグを大量生産大量販売する世の風潮はいかがなものだろう?熊澤らしく日頃のモノ造りの途中で捨てられていく運命の何かにひと手間かけてバッグを作ろう、ということで白羽の矢がたったのが、ドイツから送られてくるビールの原料のモルト袋。これをオケバの常設作家でアップサイクル(不要になったモノをデザインの力で新たな作品に昇華すること)アーティストのグノンさんに依頼。丈夫で素敵なエコバッグになりました。モルト袋一袋で一個出来上がります。お酒でもパンでも野菜でも、何でも入って水や汚れにも強い熊澤オリジナルエコパッグ。あなたもお一つ鞄にひそませてみませんか?大きさ・形の違う二種類で2020年8月より販売しています。
今日も小田原の小さな工房からは、グノンさんの愛情も一緒に詰め込んだバッグを縫うミシンの音がカタカタと聞こえてきます。
エコバッグのこだわりポイント!
gunung&gunung-life
gunung(グノン)こと山本 敦さんとgunung-life(グノンライフ)こと山本 順子さんは、ご夫婦で物づくりの道を歩んでいます。お二人ともokeba gallery&shopの常設作家さんです。
敦さんは作品の主材に自転車のタイヤ・チューブや廃部品、建築端材などを使用しています。
リサイクルというよりはアップサイクル。使わなくなった物の価値をより高め、ハイセンスな作品に仕上げています。独特の質感や素材感は男性好みかと思いきや、その実用性とデザインセンスのためか女性のファンも多く、老若男女gunungの作品に魅了されます。環境への配慮が背景にあり、何だか愛嬌のある作品たちに、買う側の気持ちもアップされる。そんな作品を作り続けています。
奥様の順子さんはgunung-lifeとして天然素材のシンプルなお洋服や布小物を制作されています。季節を問わず長く着られるものや、お洗濯のラクチンなさらりと着られる服はokebaでも大人気。シンプルですが裾のラインや着たときの全体的なシルエットがお洒落なので、重宝されるお洋服です。定番もの意外にも展示の際は「ジュンスカ」とよばれるつぎはぎの柄のスカートがお目見えするのですが、いつもすぐ売り切れてしまうほど。ひとつひとつのデザインも色合わせも、ご自身も楽しみつつ作られていることが伝わってきますし、gunung同様着る人の気持ちがアップするような作品です。
最近では順子さんの制作から出た布の端切れを使って、敦さんがストールを作られていて、こちらも大人気!一点一点はぎ合わせているので、同じ物が一つとしてないことも魅力的です。
gunung 山本 敦さん(左)gunung-life 山本 順子さん(右)
「toko gunung(トコ グノン)」がオープン。
住所:神奈川県小田原市栄町3-22-8
※OPEN日はSNSでご確認ください。