前号の熊澤通信でお知らせしていた熊澤酒造100年振りの蒸留酒第一弾、クラフト・ジン「白天狗」が２月８日発売となりました。

記念イベントとして「暮らしの教室」で話題の蒸留所「MITOSAYA」オーナーの江口宏志さんのトークショーが開催されました。

江口さんトークショーの様子

江口さんはジンやブランデーといった蒸留酒は、その季節に最適なボタニカルの香りをギュッと凝縮して閉じ込めるという面白さがあるお酒だと言います。

かつてアートブックの編集の仕事にも携わられていた江口さん。蒸留酒造りの仕事はまるで一冊の本を読んでいるように奥深い表現力があり、その魅力に引き込まれたそうです。

教室ご参加の皆様には、トークショーの後、蒸留所見学と「クラフトジン白天狗」の試飲会をお楽しみ頂きました。

蒸留所見学の様子

試飲会の様子

スパイシーで芳醇な香りにファンの多いジン。そのジンに欠かせない素材がジュニパーベリー。私たちも自社の田んぼ近くの山間で育てています。ジュニパーベリーとは西洋ねずの実で、松の木のようなスパイシーな香りがあのジンならではの芳香を生むのです。オス株メス株をセットで育てることで実がなります。10年後には大きく育って豊かに実り全量をまかなえますように！